キャベツ最高!簡単でおいしいキャベツ料理の作り方

サラダから煮物まで、キャベツは様々な料理に活用できます。炒めたり、和えたり、煮たりと、どんな料理方法でもバッチリです。でもやっぱり生のままが一番かも・・?

キャベツ料理の作り方

キャベツはヨーロッパ原産で、ケールを元にしたものをケルト人が栽培し、広まったとされています。

古代ギリシャ・古代ローマでは胃腸の調子を整える健康食として食されていましたが、その後も品種改良が重ねられ、およそ1000年前に現在の結球したキャベツが生まれました。

日本には18世紀にオランダから持ち込まれましたが、この時は観葉植物という扱いでした。

食用としての利用は明治以降となります。

キャベツは結球型の野菜で、一般にグリーンキャベツが流通しています。

外葉が18〜21枚になってから結球が開始し、葉序に従い螺旋状に茎頂を包みます。

また、中心に近いほど内側を向いていますが、外側になるにつれ外に向いていきます。

結球時、茎はほとんど伸長せず、短縮茎となります。

葉はやわらかく、癖のない味なので、多くの料理に使われ、万能的な野菜です。

たとえば、生では、繊切りにして豚カツなどの付け合わせにしたり、甘辛のみそをつけたりして食べます。

業務用で繊切りを使用する場合には、水に浸しておくと水分を吸収して膨張するため量が増え、かつ、みずみずしさを保つ利点がありますが、ビタミンCなど水溶性の栄養素は減少します。

スープの具材としたり、挽肉などを巻いてロールキャベツにするなど煮ても使えます。脂で炒めると甘味が引き出されます。もつ鍋や井上鍋などの鍋料理では必須の具材として用いられます。また水炊きでは白菜ではなくキャベツを好んで用いられる場合があります。

キャベツに含まれる成分を抽出した栄養ドリンクや、キャベツから抽出されたビタミンU(キャベジン)を利用したキャベジンなどの胃腸薬も作られています。

キャベツにはビタミンCが豊富に含まれています。

特にしんの周りに多く含まれ、また外側の緑色の部分にはカロチンその他、ビタミンUやビタミンKといった栄養素が含まれていてとても栄養価の高い野菜の一つです。

春キャベツは、腰高で外葉にシワがあり、結球もゆるく色も淡緑色で柔らかいのでサラダなどで食べるのにもっとも適しています。

また、むきえびや豚肉、ベーコンなどと炒めても美味しく食べられます。

そんな野菜の王様、キャベツを使った料理をあなたも試してみませんか?

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